アカデミックキャンプいよいよ最終日です。4日目も3年生はみんな元気です!
本日の交流イベントは、3年生講話でした。
3年生講話とは、3年生から“S特生の姿やこれからのアドバイス”などを言葉で語りかけ、1年生にその想いを感じてもらう企画です。
今年は4人の先輩たちが熱く語ってくれました。
1人目、長谷川くんが「文理選択について」
時折冗談も交えながら、自分の失敗や後悔したことを含め、文理決定の時期や基準について、話してくれました。
最初は理系の学部を目指していたところから文系に変更して、今懸命に頑張っている長谷川くんにしか語れない言葉だったと思います。
オープンキャンパスの話も、1年生にとってイメージしやすいものだったのではないでしょうか。
2人目の伊藤さんが「空へのはばたきかた」というタイトルで、放課後等時間の使い方、1年生の時にやっておくべきことについて、他の3年生の意見も聞き、失敗談を交えて話してくれました。
早くから目標を定め、ぶれずに頑張っている伊藤さんですが、それでもこの2年半でいろんなことを考え悩んでいたんだな、と思わせる話でした。すでに目標が定まっている人もいない人も、どちらにとっても参考になったのではないでしょうか。
3人目の吉武さんは「勉強と部活動の両立」というテーマ。
3年間一生懸命頑張ったからこそ語れる、「叶うまで努力する」ための話をしてくれました。
部活動と勉強の両立は、並大抵の覚悟ではできませんが、それを引退までしっかりやり切った先輩の話は、きっと1年生にもしっかりとどいたことでしょう。
4人目の濵田さんは、「受験に対する向き合い方」というテーマで、周りの人を頼ることの大切さを語ってくれました。
「受験は個人戦だが、受験勉強は団体戦なんだ」という言葉のもと、受験勉強に向かうメンタル面の話をしてくれ、1年生を鼓舞してくれました。
アカデミックキャンプで先輩たちと交流し、これから先のことを考える機会があり、もしかしたら少し不安に思っているかもしれない1年生を、勇気づけてくれる話でした。
4人とも、緊張しながらも、自分の言葉で一生懸命想いを語ってくれました。
熱い思いは後輩にしっかり伝わっていると思います。
1年生も真剣に聴いて、先輩たちに質問をしていました。
その後1年生は、4名の先輩方の話を踏まえて、真剣にグループワークをしていました。今後の1年生の活躍に期待しています。
この後は学年での自習、3学年合同自習を終え、お昼ご飯を食べて福岡へと戻ります。
この4日間、3年生はいろいろな姿を見せてくれました。
学校で活動するだけでは体験できなかったことがきっとあるはずです。
この4日間で「識った」ことを、何か一つでも日常生活に繋げられたら、それは阿蘇まで来てキャンプをした意味となるでしょう。
その意味を見出すのは自分自身。
3年生がこのキャンプに大いに意味を見出し、それを糧にして、のびのびと大きく羽ばたいてほしいです。