九州産業大学付属九州高等学校九高の特色

創立以来半世紀、この地で若者の教育に取り組み、地域からも「特色のある学校」として親しまれてきました。そのつながりを深めるため、現在では生徒会や部活動などを通して、地域の行事に積極的に参加しています。その活動は地域の養護学校との交流、地域の清掃活動、祭りやイベントへの参加など、多岐にわたっています。

創立当初から海外へ目を向け、特にアジアとの絆を育んできました。近年では地域の方々へ門戸を開くなど、その活動は更に広がり続けています。

地域の方々も参加できる同好会。外部講師による中国語講座と韓国語講座、英会話講座といった体験型の講座を通して、言語、文化、歴史に対する理解を深めます。

昭和47年から40年以上、姉妹校であるソウル世宗高校とさまざまな交流を行っています。互いに来校イベント・ホームステイなどを定期的に行い、グローバルな視野を広げる絶好の機会となっています。

日本の大学進学を目指す外国人に日本語を教えるグループ校の生徒と、「コマ回し」など伝統文化の香りのする遊びやイベントで、交流を深めています。

学校行事や部活動の実績・校外コンクールの受賞作品、教員の研究発表など、「九高の今」を凝縮した校誌を年1回発行しています。また、生徒や教職員が短歌を詠む「九高歌壇」の優秀作品も掲載しています。

本校では「読書教育」を大切にしています。読書によって広い知識と教養を身につけ言葉の感覚を洗練します。毎朝10分間、「朝読書」を実施しています。

高校生のうちに、日本独自の文化や芸術に触れ、感性・心を豊かにすることが重要だと考えています。毎年「KYUSHUコミュニティホール（Qコム）」で演劇、大濠能楽堂で能・狂言を鑑賞しています。

秋の読書週間に合わせて、本の紹介文をまとめた冊子「日溜まり」を全校生徒に配付しています。教員だけでなく、普段接することが少ない学校関係者の「おすすめの本」も掲載しており、生徒たちの読書の幅を広げるきっかけとなっています。

本校では放課後、希望制の外国語講座が受講できます。受講している生徒には部活動生もおり、両立も可能です。語学習得にチャレンジして自分自身をレベルアップしましょう。