11月6日
朝食はホテルのビュッフェをいただきました。
スクランブルエッグのバターの風味がきいていてとても美味しかったです。
その後、バスで東京駅に向かいました。
東京駅から新幹線に乗り、約2時間かけて仙台へ向かいます。
新幹線の車内から富士山が見え、生徒たちは興奮した様子で写真やムービーを撮影していました。
朝早くの集合でしたので、寝ている生徒も多かったように感じます。
仙台は寒いかな?と心配していましたが快晴に恵まれ、少し暑く感じるくらいの日差しの中、松島観光物産館へ移動し、昼食をとりました。
昼食後は遊覧船に乗って松島湾巡りを行いました。
松島の美しい景色を堪能した後、語り部の方のお話を聞きました。
松島の中には津波で割れて真っ二つになった島もあると言う話をきき、先程まであんなに美しく見えた景色が全く違う景色のようでした。
その後、バスで大川小学校へ行き、大川小学校に通っていたお子さんを亡くされた方からお話を聞きました。
衝撃的な光景が広がる中で生々しい話を聞いていると心を締め付けられました。
「大川小学校は未来を拓く場所」だと言われていました。
先日の大雨・台風等による災害のニュースを連日目にしますが、心のどこかで「私たちには起きないだろう」という気持ちがあります。
しかし、今回のお話をきいて「防災の大切さ」を改めて考えさせられました。
「私の身に起きるかもしれない」という意識、そしてその災害を想定した対策がたくさんの命を救うのだ、人の命を救うのは人の対策と判断なのだ、ということを強く感じました。
大川小学校で起きたことを学びとして、生徒たちには未来を拓いていってほしいです。
ホテルへ移動した後は、豪華な夕食をいただきました。
夕食の後は、震災講話を行いました。
「自分の命を自分で守ることが、大切な人を守ることにつながる」ということで、命を守るための初動対応の重要性、その判断のためには正しい知識を身につけておくことが必要であることを学ばせていただきました。
生徒たちには今回の震災学習をここだけで終わらせることなく、この修学旅行をきっかけに震災について学び、防災への正しい知識を身につけていってほしいです。
明日は午前中震災学習を行った後、東京へ戻っての研修を行います。
明日も元気に活動できるよう、暖かくしてゆっくり休んでください!