若干の肌寒さを感じますが、本日も晴天、いざ宮城へ。
二日目がスタートしました。
朝食は昨日の夕食と同様にバイキング形式、朝食会場で全体での諸連絡があった後、各部屋で準備をしたあとホテルを出発しました。
東京駅から仙台行きの新幹線に乗車しました。
約2時間の移動で仙台駅へ到着。
いよいよ震災復興学習の始まりです。
到着後すぐにバスに乗り、バスガイドさんの案内を聞きながら、松島観光物産館へ。
美味しい昼食を頂きました。
昼食後は遊覧船に乗って松島湾を巡りました。
遊覧船で松島湾を巡っていく中で、乗務員の方より当時の様子を語って頂きました。
大小260の島からなることで有名な松島は、その島々によって津波の被害が抑えられたという一面もあったということなども知ることができました。
松島湾巡り後、観光物産館で生徒たちは宮城県のお土産を熱心に選んでいました。
その後、宿泊するホテルで震災に関する語り部の方々と合流し、そのお話しを聞きながらバスで被災地を巡りました。
実際に目にする被災地の光景と、被災された語り部の方によるお言葉に、生徒たちは皆簡単に言葉に出来ないような様々な思いを抱いていたようでした。
土を盛ることで、当時より10メートルも高い場所に道路や建物が建設されているなど、現在の町の状況を知ることが出来たのも貴重な経験でした。
ホテルに帰着後、豪華で美味しい夕食を皆で頂きました。
夕食後は、ホテルの方による震災講話を聞きました。
講話の中で、多くのことを学ばせて頂きましたが、その中でも特に印象的だったのが、震災のことを伝えていくことの重要性についてでした。
2011年の東日本大震災から7年という年月が経っていますが、復興がいまだ完全には進んでおらず、また、新たな災害も各地で発生しています。
このような状況下で、自分と自分の大切な人の命を守るためにも、こうした自然災害を他人事と思わずに、生徒たちにはぜひ今回学んだことをしっかりと受け止めて、まずは自分の身近な人に自分の感じたことや思ったことを伝えていってほしいと思います。
明日の予定は再び東京に戻り、国会議事堂見学と原宿自主研修へ。
明日の午後の原宿自主研修は、少し天候が心配ですが、生徒たちはきっと元気に充実した研修を過ごしてくれると思っています。