11月7日
窓から差し込む美しい朝日に起こされ、3日目の朝を迎えました。
朝食はホテルのビュッフェをいただきました。
美味しそうな料理がたくさん並んでおり、どれを取るかとても悩みました。
ホヤやめかぶを使用した料理もあり、仙台の食文化に触れた生徒もいたようです。
今日の研修は、語り部バスからスタートしました。
各号車に語り部の方が乗車し、震災のお話をききながら被災地を巡りました。
昨日研修を行った大川小学校は震災によって74名中70名が亡くなったという場所でしたが、今日巡った南三陸地区は震災の際ほぼ全員が避難できたという地区でした。
この結果を分けた要因はやはり日頃の防災への意識の差です。
語り部の方の話を聞きながら改めて防災対策の重要性を感じました。
日本各地で次々に新たな災害が発生し、東日本大震災の話は以前と比べて耳にしなくなってきました。
しかし、復興が終わったというわけではなく、まだまだ震災の傷跡は残っています。
今回の震災学習を通して生徒たちが感じたことは様々だと思いますが、今の気持ちを忘れることなく、決して当たり前ではない今の生活ができる毎日を大切に過ごしてほしいと思います。
バスで仙台駅に移動し、短時間ではありますが仙台駅を自由散策しました。
その後新幹線で東京へ戻りました。
新幹線の中で昼食の仙台名物牛タン弁当をいただきました。
東京駅に到着し、バスに乗り換えて国会議事堂へ向かいました。
国会議事堂の厳粛な雰囲気に生徒たちは少し緊張した面持ちでした。
見学後、再び東京駅へ移動し自由散策を行いました。
雄大で歴史を感じさせる東京駅を見て、生徒たちは興奮している様子でした。
駅内で各々夕食をとったり、お土産を買ったりと楽しんでいました。
東京駅を後にし、無事ホテルへ戻っています。
修学旅行も残り半分となり、少しずつ疲れが見えてきたように感じます。
明日は最も楽しみであろうディズニーリゾートでの研修です。
目一杯楽しめるようしっかりと休み、疲れをとってください。